映画「世界一キライなあなたに」あらすじ~ネタバレ結末と感想

映画「世界一キライなあなたに」のあらすじ~ネタバレ結末と感想を紹介します。

ラブストーリーでありつつ、「生と死」をテーマに、涙なしでは見れない深い余韻を残す作品。

毎日がただ何となく過ぎてしまっている、最近恋人とがうまくいっていない…そんなあなたにおすすめです。

おすすめ度は★★★★☆!!

 

映画「世界一キライなあなたに(Me before You )」作品情報

≪公開≫
2016年(アメリカ)

≪監督≫
シーア・シェアイック

≪原作/脚本≫
ジョジョ・モイーズ

≪キャスト≫
エミリア・クラーク、サム・クラフリン、ジャネット・マクティア、チャールズ・ダンス、ブレンダン・コイル

≪配給≫
ワーナー・ブラザース映画

映画「世界一キライなあなたに」のあらすじネタバレ

はじまり

主人公は「ルイーザ・クラーク」という、おしゃれをすることが大好きな26歳の女性。

物語は、イギリスの田舎町で務めていたカフェの閉店を機に、失業したルイーザが家族を養うため新しい仕事を探すことから始まります。

ルイーザが新しく得た仕事は、障害者のお世話係をするというものでした。

その障害者というのは、元青年実業家ながら、若くしてバイク事故により首から下の四肢麻痺で車いす生活を余儀なくされた「ウィル・トレイナー」という大富豪の男性でした。

 

ウィルとの縮まない距離

ウィルは事故により生きる希望を失い、頑なに心を閉ざしてしまっていました。

そんなウィルから冷たく当たられ憂鬱な気分になるルイーザでしたが、持ち前の明るさで乗り切ろうと連日思いつく限りの行動を試みます。

ただ、それでも一向にうまくいくことがない2人。

いよいよ我慢も限界にきたルイーザは、ウィルに本心を打ち明けました。

 

本当は夢があること、でも家族にお金が必要なために諦めていること。

すると、ウィルも少しずつ心を開いてくれるようになりました…。

 

ウィルの望み ルイーザの希望

そんなある日、ルイーザはウィルの両親が話している内容を聞き、ショックを受けることになります。

それはウィルが「死」を希望しており、自分の余命は6か月と決めているというものでした。

残り半年でウィルはスイスに渡り、合法的な「安楽死」を受けることになる。

それを知ったルイーザは、必死でウィルの説得にあたります。

 

ただそれでも、ウィルから死への意思が変わらないことを告げられてしまうのでした…。

 

ラスト(結末)

いよいよウィルがスイスで迎える最後の日が近づき、ルイーザは父親の後押しによって彼の元へ向かいます。

ルイーザは、施設のベットの上で横になるウィルの隣で、彼の最後に立ち会うことができました。

 

ラストシーンは、パリのカフェテラスでランチをしているルイーザの姿が写ります。

ウィルがルイーザのために遺産を一部与えてくれていたことで、パリへの留学が叶ったのです。

ウィルからの手紙に残された、「君は新しい世界へ羽ばたくんだ」というメッセージを胸に…。

 

映画「世界一キライなあなたへ」の感想

この映画の原作は「ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日」というイギリスの有名な恋愛小説です。

世界40カ国以上で翻訳され、ベストセラーとなっています。

 

映画を見た後の感想はというと、「感動」「憤り」「悲しみ」…。

タイトルやビジュアルデザインからは全く想像もつかないくらい重いテーマの映画で、複雑な感情が混ざり合い涙が止まりませんでした。

「生と死」「尊厳死」を扱った内容なだけに、重さがあります。

「ウィルの決断が許せない」など、納得できない思いもあり、賛否両論分かれる映画だとも思います。

そんな方には、視点を変えて是非何度でも観てもらいたいです。

 

私は、一度目の鑑賞ではウィルの決断に共感を覚えました。

その一番の理由となる特に印象的だったシーンは、浜辺でお互いの本音をぶつけ合うところ。

ルイーザと両想いでありながら、「目の前の彼女をどんなに愛おしいと思っても自分の両手で抱くことすらできない」と、悲痛な表情を浮かべる場面は涙をこらえきれません。

その瞬間ももちろん辛いでしょうが、一生を共に過ごすとなれば、自分が愛する人の重荷にもなり得る。

相手を愛しているからこそ、死んでしまいたい気持ちになることもあるのです。

実際に死を選んでしまうことは、「尊厳死」制度がない日本人には理解に苦しむものがありますが、ウィルが抱える辛い思いにとても胸が苦しくなりました。

 

一方で、ルイーザの説得したい気持ちも、悲しみも、もちろん共感できます。

一概に誰が正しくて誰が間違っているとは言えません。

だからこそ、「ルイーザ」と「ウィル」それぞれの目線で見て、考えてみなければいけないのだと感じました。

 

ハッピーエンドとはいきませんが、どちらの目線で見るかによって感じ方や満足度が変わります。

それが、この作品が心に深く残る理由の一つなのだと思います。

 

さいごに

なぜ、日本語版のタイトルが「世界一キライなあなたへ」となってしまったのか…。

よくある恋愛ストーリーのように思えて、観ないでスルーした人も多いのではないかと悔やまれます(´Д`)

純粋な恋愛映画やハッピーエンドが好き、「安楽死絶対に反対!」という人にはお勧めできませんが、恋愛や恋人との関係に行き詰まりを感じている方には是非おすすめしたい作品です。

評価★★★★☆

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