映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」あらすじネタバレと感想

映画「SUNNY〜強い気持ち・強い愛〜」のあらすじネタバレを紹介します。

2011年公開の韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」に感銘を受けた「モテキ」「バクマン。」の⼤根仁監督による日本版サニー。

劇中歌に90年代のJ-POPが多数登場するので、懐かしくて元気がもらえますよ♪

おすすめ度は★★★★★!!

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」作品情報

タイトル
≪公開≫
2018年(日本)

≪監督・脚本≫
⼤根仁

≪原作≫
「Sunny」CJE&M CORPORATION

≪キャスト≫
奈美(篠原涼⼦、広瀬すず)
芹香(板谷由夏、⼭本舞⾹)
裕子(⼩池栄⼦、野田美桜)
心(ともさかりえ、田辺桃子)
梅(渡辺直美、富田望生)
奈々(??、池田エライザ)
中川(リリー・フランキー )
藤井渉(三浦春馬)

≪配給≫
東宝

≪挿入歌≫
『Don’tWannaCry』『SWEET19BLUES』安室奈美恵
『survivaldance』『EZDODANCE』TRF‘
『LALALALOVESONG』久保田利伸
『CANDYGIRL』Hitomi
『そばかす』JUDYANDMARY
『これが私の生きる道』PUFFY
『やさしい気持ち』CHARA
『僕たちの失敗』森田童子
『強い気持ち・強い愛』小沢健二

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」あらすじ〜ネタバレ結末

阿部奈美。アラフィフ主婦。

ただ毎⽇主婦業に追われるだけの彼⼥は、家族との関係もうまくいかず、変わりばえしない毎⽇を過ごしていました。

そんなある⽇、⺟の⾒舞いで訪れた病院で、偶然にもかつての親友、伊藤芹⾹と再会します。

久々の再会を喜んだのも束の間、彼⼥は、芹⾹が癌で余命1ヶ⽉であることを知ります。

 

芹⾹の死ぬ前の最後の願い。

それは、⾼校時代に⼀緒に⻘春を謳歌した仲良しグループ、「SUNNY」の 皆にまた会いたい、というものでした。

 

⾼校⽣のとき、⽥舎から東京の⾼校へと引っ越してきた奈美。

「コギャル」が⼀⻫を⾵靡した時代。

⽥舎とのあまりにも違う学校⽣活に⼾惑うばかりの奈美でしたが、そんな奈美をチームに引き⼊れ、共に放課 後のカラオケやプリクラに連れ出してくれたのが「SUNNY」のメンバーでした。

 

芹⾹の願いを叶えるべく、「SUNNY」のメンバーを探し始める奈美。

しかしようやく⾒つけた彼⼥たちは、それぞれ問題を抱えた⼤⼈になっていました。

 

仕事がうまくいかない梅、旦那の浮気に悩む裕⼦、アル中に苦しむ⼼、そして、消息がつかめない奈々…。

⻘春時代とのギャップに、「こんなはずじゃなかった」と⼈⽣を後悔する彼⼥たち。

しかし、久しぶりの再会をきっかけに交流を続けるうちに、徐々に彼⼥たちに変化が現れ始めます。

 

そんな中、最後の⼀⼈、奈々だけがどうしても⾒つかりません。

実は奈々は⾼校時代、モデルとして活躍していましたが、芹⾹と敵対する美礼と喧嘩になった際に顔に傷を負い、学校を辞めてしまっていました。

奈々を探す奈美でしたが、⾒つける前に芹⾹が急死してしまいます。

 

芹⾹の遺影の前に集合した、奈々を除く「SUNNY」のメンバー。

彼⼥たちは、芹⾹からの遺⾔により、芹⾹が彼⼥たちのために遺していたものを知ります。

 

芹⾹の思いに涙するメンバー。

そんな彼⼥たちの前に突如、ずっと待っていた⼈物が現れます。

奈々です。

芹⾹が出した新聞広告を⾒て斎場に現れた奈々は、すっかり傷の消えた顔でかつてのように笑って⾒せ、告げるのでした。

「笑おう。あの頃みたいに」

 

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の感想

普段物静かな印象がある広瀬すずの、思いっきり突き抜けたコミカルな演技に思わず映画館で声をあげて笑いました。

広瀬すずだけではありません。

⼭本舞⾹ら、⾃らの⻘春を⽬いっぱいのエネルギーを爆発させな がら突き進む「コギャル」たちの演技は、底抜けに明るくコミカル!!

「⾃分たちこそ最強だ」と信じて疑わない彼⼥たちの明⽇を⽣きる姿に、⾃分⾃⾝が勇気をもらえました。

 

物語は、「アラフィフになった彼⼥たち」と「⾼校⽣の頃の彼⼥たち」を交互に描きながら進⾒ます。

⾼校⽣時代のパワフルな彼⼥たちを⾒た後に、時が流れて⼈⽣の現実というものに苦しむ⼤⼈になった彼⼥たちを⾒るのは、少し⾟さを感じました。

それは⾃分⾃⾝も⾃らの⼈⽣に対して感じているから。

何でもできると思っていた⼦供時代から時を重ねて⼤⼈になった今、重い現実というものに染まり、かつてのように夢を⾒ることができなくなってしまった⾃分がいます。

だからこそ、この「⼤⼈になった彼⼥たち」には、激しく共感し、ついつい感情移⼊してしまいます。

そして、「⼤⼈になった彼⼥たち」の変化に、⼼が救われるような思いがしました。

 

かつてのように笑い合い、逞しく⽣きようとする彼⼥たち。

「私だって、まだまだこれからやれるかもしれない」。⾃然と⼼の底から、そんな希望が湧いてきました。

 

ラスト、芹⾹が死ぬ場⾯は、冒頭コミカルな演技と演出であれだけ笑ったはずなのに、涙が⽌まりませんでした。

まるで本当に、⾃分の友達が亡くなってしまったかのような気持ちに…。

でも、何⼗年も経って再び固い絆で結ばれた彼⼥たちは、これからもきっと助け合いながら前に進んで⾏ってくれるのでしょう。

 

また、この映画の見どころの一つが、随所に散りばめられた懐かしの⾳楽♪

安室奈美恵、Chara、PUFFY…。

90年代に⻘春を謳歌した年代にとっては、たまらない顔ぶれです。

⼤根監督の映画といえば、「バクマン。」「モテキ」と独特の映像表現が話題ですが、今回は「⾳楽とリ ンクさせた斬新な映像表現」に挑戦しています。

⾳楽に乗せられて登場⼈物たちから伝わってくる「⽣きるエネルギー」は、ビシバシと観客の⼼を打ちます。

近年「ララランド」「美⼥と野獣」と、ミュージカル映画が⼀世を⾵靡しましたが、本作はそれらともまた違います。

⾳楽で物語を進ませるわけではありません。

⾳楽に乗せて、登場⼈物たちのパワフルな感情を⽣き⽣きと表現されており、ついつい⼀緒に歌い出したくなってしまいます。

90年代POPSにのせられ、登場⼈物たちと⼀緒に⻘春を楽しみながら、⾃分⾃⾝の⼈⽣についても考えさせられ、そして明⽇からを⽣きていく勇気とエネルギーをもらえますよ。

映画館を出た後に、「⾒てよかった!!」と⾃然と思える良い作品でした。

 

さいごに

こんなはずじゃなかった。昔はもっと夢を⾒ていた…。

そんな、今の⾃分の⼈⽣にちょっと物⾜りなさを感じている⼈に、ぜひおすすめの作品です。

明⽇からの⼈⽣をエネルギッシュに歩んでいく勇気をもらえますよ!!

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