映画「エイリアン」1979年公開1作目のあらすじネタバレと感想

映画「エイリアン」のあらすじネタバレと感想を紹介します。

世界中で爆発的な人気を集め、次々と続編が公開されている「エイリアンシリーズ」第一弾。

未知の生命体との遭遇とそれがもたらす恐怖はいかに…。

おすすめ度は★★★★★!

映画「エイリアン」の作品情報

≪公開≫
1979年(アメリカ)

≪監督≫
リドリー・スコット

≪脚本≫
ダン・オバノン

≪キャスト≫
シガニ―・ウィーバー(リプリー)、イアン・ホルム(アッシュ)、トム・スケリット(ダラス船長)他

≪配給≫
20世紀フォックス映画

「ブレードランナー」のリドリー・スコット監督、「バタリアン」のダン・オバノンが送る、SFホラーの金字塔と言われている作品。

主演のシガニ―・ウィーバーとリドリー・スコットにとっては、出世作にもなりました。

1979年公開から40年近く経った今もなお人気の作品です!!

 

映画「エイリアン」のあらすじ~ネタバレラスト

西暦2122年。

宇宙船ノストロモ号は、主人公リプリー達7名の搭乗員を乗せ、地球への帰還を急いでいましたが、マザーコンピュータによって眠りから起こされます。

それは、知的生命体からと思われる信号を受信したためでした。

 

発信源の惑星に到着すると、巨大な宇宙船があり、その中には無数の卵のようなものがありました。

調査員ケインがその卵に近づくと、卵の中から飛び出した生物が彼の顔に張り付き、ケインは意識を失い倒れてしまいます。

搭乗員たちはケインを抱えて船に戻り、生物を剥がそうと試みますがとれません。

切除しようと謎の生物にメスを入れますが、出てきた体液が船の床を溶かし、船内奥深くしみ込み溶かしてしまいます。

体液は強酸性のようで、船を破壊してしまう恐れがあるため無理して剥がすことを諦めます。

 

やがてケインの顔から剥がれ落ち、生物は死骸となって発見されました。

しかし恐怖は終わっていませんでした。

ケインの胸部を突き破り、不気味な形をした生物が顔を出したのです。

これが「エイリアン」の誕生でした。

 

それから搭乗員たちは、エイリアンに1人、また1人と殺されていきます。

ダラス船長も殺され、指揮をとるのは主人公 リプリーとなりました。

残っている搭乗員は3人。

リプリー達は脱出シャトルに乗り、ノストロモ号を爆破することにしました。

 

リプリーはシャトルの準備と本船爆破のための準備を、後の2人は必要物資を集めに行きました。

しかし、仲間2人もエイリアンの犠牲となります。

残ったのはリプリーと、船の飼い猫1匹だけ。

 

命からがらシャトルに移ったリプリーは、ノストロモ号の爆破を完了させました。

全てが終わったとほっとしたリプリーでしたが、シャトルの中にエイリアンが潜んでいることに気がつきます。

 

エイリアンと単身で戦うリプリー。

シャトルのハッチを開き、ボウガンで追撃します。

しかし、宇宙空間に放り出されたエイリアンはそれでもなお死なず、宇宙空間へと漂っていきました。

 

戦いを終えたリプリーは再度、冷凍睡眠に入ります。

6週間後には銀河系に帰還し、地球の仲間に無事に回収されることを願いながら…。

 

映画「エイリアン」の感想

「地球外生命体」の言葉の響きにワクワクする方はとても多いのではないでしょうか。

私もその1人。

宇宙や知的生命体と聞くと、どんなものが待ち受けているのか未知の感じに好奇心があおられます。

でも、それはあくまでも地球外生命体が人間に友好的なものである、という想定が根本にあるから。

これが逆に人間に敵対するものであった場合、「何か分からない、得体が知れない」ものがもたらすのは「恐怖心 」です。

 

映画「エイリアン」では、エイリアンの全体像が見えることがほとんどありません。

ただぬるぬるとした、とてつもなく嫌ななにかがすぐそこに潜んでいる恐怖。

鑑賞している間中、じわじわとくる緊張感を味わい続けることになります。

 

広い宇宙で、助けを呼べる隣人もなく、仲間が次々に死んでいく恐怖。

それは一体、どれほど恐ろしいものなのか…。

 

一般的にホラーというと、幽霊やゾンビといったものが力任せに脅かしてくる、という構図が浮かびます。

人を襲う動機も「恨み」や「食欲」という分かり易いものがほとんどです。

 

でもエイリアンは?

なぜ人間を襲うの?

本作でははっきりとは明かされておらず、考える鍵はアンドロイド「アッシュ」の言葉だけ。

「純粋」「生存のため」「攻撃本能」「罪悪感に惑わされない」

 

姿のハッキリしない恐怖もさることながら、時折ちらっと見えるエイリアンの造形も、「恐怖」という観点からすると完璧です。

例えば、ゴキブリ。

この虫の姿かたちが好きな人は、ほとんどいないですよね。

エイリアンの造形も、それと似た部分があると思います。

人間の根本的な嫌悪感を刺激する形、と言うのか…。

 

ぬるぬるした粘液をまとい、目は形作られておらず、口の中から出てくるもう一つの口のようなもの。

そんなものが密室の暗闇の中にいる。

どこにいるかは分からないものの、確実に存在している。

そのWの恐怖が相乗効果を生み、SFホラーの金字塔と言われる「エイリアン」を完成させました。

 

映画「エイリアン」は爆発的なヒットを飛ばし、かなり古い映画であるにも関わらず、その人気は衰えていません。

現在でも続編や、スピンオフ作品が撮影され続けています。

 

そんな数々の作品が送り出されている中でも、私のおすすめはやっぱり「初代エイリアン」。

CGを使っておらず、映像はかなり地味な部類に入ります。

アクションシーンもほとんどないため、スカッとした爽快感もありません。

それなのに、初代エイリアンは今見ても変わらず映画を観る楽しさを味わせてくれる作品です。

 

エイリアンシリーズ最新作「コヴェナント」の予告動画はこちら。


さいごに

ホラー映画が好きだけれど、幽霊系やゾンビ系の飽きた人におすすめです。

エイリアンの造形や登場人物の性格描写がそれぞれ際立っていて、中だるみすることなく最後まで楽しめる作品です。

SF映画としても、ホラー映画としても最高だと思いました。

評価は満点の★★★★★!!

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